アーティスト紹介
山本 安朗
釉薬を用いず、土と炎が生む偶然により生まれる作品は一つとして同じものはありません。
金属のような光沢や質感にユーモアのある表情が食卓を豊かに彩ります。
【山本安朗(龍の背工房)】
土と炎が生む偶然のいたずらに魅せられて約40年。
松田山の中腹に8mもの蛇窯を自ら築窯した陶芸作家の工房があります。
鉄分を多く含む琵琶湖の土を用いた器は、釉薬を使わず1100~1200℃の温度で蒸し焼きにすること約一週間で焼締まり、金属のような光沢や質感を帯びます。
焼き上がった器は黒光りするものや、緋色が混じるものもあり、ひとつとして同じ色・形をしたものはありません。シンプルで酒肴花茶をひきたてる器の数々はアトリエの他、全国各地で開かれる個展でも鑑賞することができます。
高盃 琵琶鉄焼 龍の背窯 / 10日間窯焚きして完成するうつわ
お猪口(おちょこ) 琵琶鉄焼 龍の背窯で10日間窯焚きして完成するうつわ 唯一無二の作品 1点物